ボクシングは全身運動っていわれてるけど、実際どうなの?

BOXING CLUBとは

パンチを打ち込んでいくため、ボクシングは腕の力だけを使っているイメージが強いかもしれません。
しかし、実際のボクシングは肩や腕に限らず、足腰から腹筋、背筋あたりまで疲れを感じる「全身運動」となっています。

運動不足解消はもちろんのこと、ボクシングのトレーニングは脂肪燃焼効果が高いため、ダイエットにもおすすめです。

本コラムでは、なぜボクシングは全身を使う必要があるのか、その理由やボクシングのメリットについて分かりやすくまとめてあります。

ボクシングを始めようか検討中の方は、ぜひ参考にしてみてください。

なおこちらのコラムは、BOXING CLUB 原田康成トレーナーに監修していただきました。

原田康成(はらだ やすなり)

︎・29歳でイマオカボクシングジム(現BOXING CLUB渋谷)に入会
・2004年プロライセンス取得。
・2004年よりボクシングクラブのトレーナーに従事。
・トレーナー歴20年。
・B-UP初代フェザー級チャンピオン。
・ボクシングクラブでたくさんの方に楽しく、気持ち良くトレーニングして頂けるようにホスピタリティを持ったサービスを意識しております。

ボクシングが全身を使う理由

ボクシングが体全体を使うのは、ボクシングは足を動かす「フットワーク」と肩や腕の力をメインに使う「パンチの動き」を繰り返すスポーツとなっているためです。
フットワークとパンチについて、こちらで少し深掘りして説明していきます。

フットワーク

ファイトスタイルにもよりますが、ボクシングの全身運動となると「フットワーク」が一つの重要な要素となるでしょう。
戦っている間は四角いリングを有効的に広く使うため、基本動作であるフットワークで足を常に動かします。

特にパンチを打つ際に踏み込む「ステップイン」や後ろに移動する「ステップバック」などを使い、ラウンド中は動くことになります。

  • ステップイン(攻撃の動き):後ろの足で蹴り出して前足から前に出る、そして前足で急ブレーキを掛ける
  • ステップバック(防御の動き):前足で蹴って後方に下がる

いわば、戦っている間はリズミカルに縄跳びをしながら、その中でパンチを織り交ぜて戦っているような感じです。

試合中に足が止まってしまわないよう、日頃の練習で下半身のトレーニングが欠かせません。

パンチの動き

上半身に関してはミット打ち、サンドバッグ、ハンドミット、ドラムミットといったトレーニングが挙げられます。

肩、腕、背中、腰を使って打つ上半身と、足腰で強く踏ん張る下半身とで全身を使うことになります。

強いパンチを打つ際には、体をひねる動きが必要です。
軸で回転することにより、体の余計なブレを無くせます。

足を動かすフットワークと主に上半身を使ったパンチの動きを繰り返すことにより、練習の後の疲労感は全身に及んでいきます。

ボクシングの全身運動による効果(会員さんの声)

ボクシングの全身運動によって、体にはどのような変化が起こるのでしょうか?
具体的なイメージを持ってもらえるよう、BOXING CLUBに通われている会員さんの声をこちらでご紹介いたします。
※効果の感じ方には個人差があります。

「トレーニング自体が有酸素運動と瞬間的な無酸素運動を使うため、筋肉を付けつつ脂肪燃焼ができて、効率よく体を締めることができました」

「トレーニング中は常にぴょんぴょん飛ぶフットワークのおかげでたくさん汗をかけて、ふくらはぎが締まってくれて嬉しいです」

「3分間のラウンド中はパンチを打つ、足を使うことが多いので息がすぐ上がってその分、汗をかくまでに10分掛からないので、もうエネルギー燃焼してくれている⁉と思えてやる気が出ます」

「入ってまだ2週間で週3回来させて頂いています。元の体重が大きいのもありますが、3㎏落とせてベルトの穴が一個減りました!」

「ジムには週3.4回で練習時間は1時間半くらいしっかり追い込んでトレーニングをしています。
痩せ方が早いせいか周りの友達、会社の方などから、逆に心配されることがありました笑」

全身運動ならボクシング?キックボクシング?スポーツクラブ?

全身運動といえば、キックボクシングやスポーツクラブなどで行われている、ボクシングの動きを取り入れたエクササイズを思い浮かべる方は多いのではないでしょうか?

もちろん各々でメリット、デメリットはありますが、ボクシングと比べるとどうなのか、トレーナーの視点から違いを解説していきます。
どの運動を始めようか悩まれている方は、参考にしていただければと思います。
※あくまでも個人の感想になります。

キックボクシングとの比較

ボクシングと比べると、キックボクシングは足を止める瞬間が多く、リングを動き回ることが少なくなります。
上記でも説明しましたが、ボクシングはステップイン、バックステップの急発進、急ブレーキをよく使います。
足の運びが多い点から、有酸素運動(脂肪燃焼)の要素はボクシングの方が優れている印象です。

加えて、ボクシングはパンチの手数が多くなるため、コンビネーションをたくさん使う特徴があります。
そのため自然と下半身を踏ん張らせ、移動しながらパンチを打つことになりますので、キックボクシングと比較してボクシングは動いている時間が長く、全体を通して有酸素運動が多くなるかもしれません。

もちろん、キックボクシングにもメリットがあります。

キックボクシングは片足で支えて、もう片方で蹴るわけですから、片方の脚に掛かる瞬間的な負荷はボクシングより大きくなります。
それを両方の脚を行うと相当な運動強度が得られるはずです。

また、ボクシングは昔の怖いイメージがまだ少なからずあります。
男性でもボクシングジムとなると敷居が高くなる分、キックボクシングはテレビで女性芸能人の方も多くやられているので、安心感が得られやすいのではないでしょうか。

スポーツクラブのエクササイズとの比較

パンチや防御など、ボクシングの動きを取り入れたエクササイズでも、全身運動にはなるでしょう。
しかし、単純な動きが続くため、飽きがきやすいかもしれません。

ボクシングジムでは、相手選手を想定した実戦形式の練習をおこなうため、技術的なことも習得可能です。
また、一定のリズムではなく、緩急を入れたり、瞬発的なパワーを使ったりするため脂肪燃焼効果や筋肉量の増加を期待できます。

さまざまなシチュエーションを想定した練習ができる点から、ボクシングは飽きにくく、長く続けやすいというメリットがあるのではないでしょうか。

一方、ボクシングジムにはない、スポーツクラブの特長としては

「複数人の中に混ざってやれるので安心」
「細かな技術を気にすることなく、音楽に合わせて皆と一緒の動きを行うので、気負いせず気軽に参加できる」

といった点が挙げられると思います

BOXING CLUBのメリット

「ボクシングで全身運動をしたい!」
とは思ったものの、街中にはボクシングジムが数多く存在するため、どこを選んだらよいのか迷ってしまいますよね。

もちろん各ジムで特徴がありますが、BOXING CLUBは他のジムと比較してどのようなメリットがあるのか、こちらで知っていただきたいと思います。

ジムの明るさと清潔感

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BOXING CLUBは、入った瞬間に「明るい!」と第一印象を持たれることが多いです。
そして、いつもスタッフが清掃に気を付けていてジムの中が綺麗に保たれているため、清潔感があります。

元ボクサーがトレーナー

BOXING CLUBに在籍するトレーナーは、元プロボクサーやアマチュアボクサーになります。
ボクシング経験者が基礎の基礎から指導していきますので、ボクシングが初めてという方でも安心して練習に参加していただけます。

正しいフォームの習得

ただやみくもにパンチを打つのでは、いわゆる「手打ち」の状態となり全身運動にはなりません。
フットワークを含め、下半身から連動したパンチの動きをボクサー目線からしっかり指導していくため、正しいフォームでボクシングの全身運動を実感していただけます。

マスボクシング大会の開催

マスボクシング

BOXING CLUBでは、寸止めのパンチで実際の試合を行う「マスボクシング大会」を定期的に開催しています。
実戦形式となるため、ただのトレーニングから「技術の向上」にも目を向けられるようになり、ボクシングを長く続けるためのモチベーションを維持しやすくなっています。

ボクシング1日体験で、全身運動を実感してみよう!

ここまで「全身運動」をテーマに、ボクシングの特性やメリットを解説してきました。

ボクシングクラブでは、体験をして入会を検討できるようになっています。
入会しようか迷われている方は、ぜひ一度体験トレーニングから始めてはいかがでしょうか?
きっと、ボクシングの全身運動による達成感を味わえるはずです。

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