誰でも気軽に参加できる!BOXING CLUBの一日体験レポート

BOXING CLUBとは

ボクシングジムの1日体験が気にはなっているけど、

「なんとなく恥ずかしい…」
「怖い雰囲気がありそう…」

と、なかなか最初の一歩を踏み出せない方は多いのではないでしょうか?
また、体験の具体的なトレーニング内容を知りたい方もいらっしゃるかもしれません。

上記のような疑問や不安を解消すべく、ボクシング未経験の筆者が、BOXING CLUBの1日体験に参加してレポートをまとめてみました。
練習メニューと感想を写真付きでご紹介していきます。

体験に参加してみようかどうか悩まれている方は、ぜひ参考にしてみてください。

筆者のプロフィール

  • 年齢:30代後半
  • 性別:男性
  • 身長:169cm
  • 体重:62kg
  • 仕事:ライター業(デスクワーク中心)

※2023年12月26日時点

いたって普通の、どこにでもいるお兄さん(おじさん?)です。

ウォーキングや自重の筋トレを週3回ほど行っているため、運動不足はあまり感じていません。
しかし、無難な運動しかしていませんので「体力向上のためには、少しきつめのトレーニングも必要かな…」と感じているところでした。
素人では自己流になりがちだし、なかなか追い込んだトレーニングも行えませんよね。

ボクシングやキックボクシングなど格闘技には昔から興味があったので、ワクワクした気持ちで1日体験に参加しました。

当日の服装

  • 室内用のシューズ
  • ユニクロのハーフパンツ
  • ユニクロのTシャツ
  • ビジネスソックス

昔使っていた陸上競技用のシューズを引っ張り出し、専用のスポーツウェアを持っていないため、部屋着で使うようなハーフパンツとTシャツを持参していきました。

1日体験の段階では、ボクシングだからといって特別な準備は不要です。
気軽な服装で参加できますよ。

入店

15時半頃、BOXING CLUB渋谷店に入店。
駅から数分程度で到着しました。

5階のエレベーターの扉が開くと、そのままジムの入り口へとつながっています。
ジム内は明るく開けており、とても清潔です。

靴箱に靴を入れてそわそわしていましたが、トレーナーの方々が丁寧に対応してくださったおかげで、緊張感もすぐにほぐれました。

ボクシングジムにありがちな「暗い」「汚い」「怖い」といったイメージは一切ありません。

入り口付近で簡単な説明を受けて、着替えに入ります。
更衣室にはシャワーがついており、きちんと清掃もいきわたっています。

トレーナーだけではなく、会員さんもオープンな方が多いようです。
更衣室内にて「お疲れ様です!」と声をかけていただき、
「あ、初めての自分でも、仲間に入れてもらえるんだ」と、ちょっと嬉しい気持ちになりました。

入店前には不安がありましたが、トレーナーさん、会員さんの雰囲気がフレンドリーで、気持ちよくトレーニングに参加できました。

ウォーミングアップ

まずはウォーミングアップです。
1日体験では、田村トレーナーにご指導いただきました。

最初、前屈にて体の硬さをチェックするのですが、床上10cmくらいの隙間がありました。
「あれ自分こんなに体硬くなってるんだ…。昔は床に着いたのに」と絶望。
「トレーニング後には変わりますよ」と田村トレーナーから励ましの言葉もいただき、
「よし!頑張るか!」とトレーニングへの意欲が高まりました。

ウォーミングアップは、体を動かしながら筋肉や関節を柔らかくしていく「ダイナミックストレッチ」がメインです。

  • 肩回し
  • 足上げ
  • 股関節の軽いストレッチ

などを行いました。

ウォーミングアップで体も温まり、トレーニングに入る準備が完了です!

バンテージ装着

トレーニングに備えて、バンテージを装着します。
指なしの手袋に手を入れて、手首部分をゴムバンドでぐるぐると巻くイメージです。
最初は慣れなかったため、田村トレーナーに手伝ってもらいました。

バンテージを巻くことで「これで自分もボクサーになったぞ!」という気持ちが高まりました!

練習前挨拶

BOXING CLUBでは、トレーニング前に「これから練習に入ります!よろしくお願いします!」と挨拶をする流れになっています。
もちろん体験でも、他の会員さんと同様に挨拶を行います。

初めてだと若干気恥ずかしいのですが、大きな声を出すことで、トレーニングモードへとスイッチが切り替わりました!

シャドーボクシング

シャドーボクシングは「1人で対戦相手を想定しながら手足を動かす練習」のことです。
プロも行う、フォームを固めるための基礎練習です。

基本姿勢と前後のステップを確認した後、実際のジャブやワンツーなどのパンチを繰り出します。

↑シャドーボクシングの写真は撮っていなかったので代わりに。

練習中は水分補給をこまめに行いました。
バンテージに加えて、お水も1日体験でプレゼントされています。

ボクシングの足の運びは結構むずかしく、パンチに集中して足が動いてないということも多々ありました。
特にワンツーの右ストレートの姿勢のまま体を右にひねり、再度右ストレートを打つ「ウィービング」では頭が混乱してましたね(笑)

「当たる瞬間に拳をぐっと握る感じ」
「お尻から太ももの筋肉を使い、パンチをかわされてもバランスを崩さないように」

など、言葉でも分かりやすく解説してもらえたので、体の使い方のイメージがすぐに湧きました。(実際にできるかどうかは別ですが…)

今回は田村トレーナーにみてもらいました。
また、ジム内には他にもトレーナーが多数在籍しており、いろいろな視点からアドバイスをもらえることが、BOXING CLUBの特長になるようです。

ミット打ち

シャドーボクシングが終わったら、リングに入ってミット打ちの開始です。
「ジャブ!」「ワンツー!」とトレーナーの指示に合わせて、ミットに向かってパンチを打ちます。

ミット打ちはステップ、パンチと動き続けるため結構きついです。
息が上がりそうにもなります。

しかし、実戦形式となりますので、一番楽しめるトレーニングメニューになるのではないでしょうか。
パンチが当たる際の「パンッ!パンッ!」という音がとても心地よく、気分も乗っていきます。

残念ながら、せっかくシャドーで覚えたことも、ミット打ちになるとできなくなることが多々ありました。
目標となるミットがあるので、ついつい手打ちになってしまうんです。

ミット打ちでの反省点を活かし、シャドーボクシングで再度フォームをチェックする必要がありそうです。
トレーニングごとの目的が明確であれば、継続する意欲がより湧きますよね!

サンドバッグ

ステップを踏みながら、重たいサンドバッグにジャブやワンツーなどパンチを打ちこんでいくトレーニングです。

ミット打ちとは違い、サンドバッグでは距離感を自分で測る必要があります。
遠すぎたらパンチは当たりませんし、近すぎてもパンチの力がうまくサンドバッグに伝わりません。

加えて、下半身の使い方も重要になります。
手打ちだと腕にサンドバッグの重みがかかるので、手首やら前腕(肘と手首の間部分)が痛くなるんですね。

もちろん、どのように体を使ったらいいのかは、トレーナーからアドバイスをもらえます。

田村トレーナーから教えてもらったフォームで、サンドバッグを黙々と打ち続けていると、シャドーやミット打ちでは分からなかった、足の疲れを感じてきました。

ステップで距離感を保ちつつ、正しいパンチを打つのは結構足を使うんですね。
腕や手だけを使っているように思えていたボクシングのイメージが変わりました!

ディフェンス動作

スティックミットと呼ばれる、細い棒状のミットを使った練習です。
相手のパンチに見立たミットを避けるため、体を左右にひねります。
体をひねりつつ、腕の位置も気にしないといけないため、ここでも頭がこんがらがってしまいました笑
ボクシングは想像以上にやることが多い!

ディフェンスでは股関節や脇腹の筋力を使うため、お腹まわりのシェイプアップにも効果がありそうです。

ちなみに私自身スポーツには自信がなく「下手なのをみられるのが嫌だな」「馬鹿にされないかな」という思いが少しありました。

しかし、ミット打ちのあたりからトレーニングに集中してきたため、自分の体の動きやミット、サンドバッグにしか意識が向かなくなりました。
他の会員さんもおそらく同じはずなので、初心者だからといってまわりの目を気にする必要はありませんね。

エアロバイク

下半身強化や脂肪燃焼を目的として、エアロバイクを10分ほど漕ぎます。
初めてなので軽めの負荷でやったのですが、終わった後は足がフラフラになりました。

エアロバイクは、ただ黙々とベダルを漕ぐだけなので、他の練習と比べるとどうしても退屈に感じます。

しかし、「いや!これはボクシングの上達につながるんだ!」と思えば、単調なトレーニングもなんとか頑張れました。
また、エアロバイクを漕ぎながら1日のトレーニング内容について、頭を整理する時間にも使えそうです。

フィットネスジムにもエアロバイクがありますが、単調に漕ぐのでは飽きがくるかもしれません。
ボクシングの目標があるのとないのとでは、エアロバイクへのモチベーションは変わってくるのではないでしょうか。

筋トレ

体幹の強化と脂肪燃焼を目的に、軽い筋トレを行います。
今回の1日体験では、ケトルベル(重り)を使って、次のようなトレーニングを実施しました。

  • スクワット
  • ランジ(足を前後に広げて腰を落とすトレーニング)
  • 腹筋

その日の調子やトレーナーさんによってメニューが変わるので、筋トレも楽しく続けられそうです。

クールダウンストレッチ

最後に太ももやわき腹など、トレーニングで使った筋肉をストレッチで伸ばしていきます。

そして、ウォーミングアップでやった「前屈による硬さのチェック」を再度行いました。
トレーニング前は床上10センチくらいでしたが、この時はなんと床に指先がつくようになりました!

1日の中でもトレーニングの成果はしっかりと出るんですね!

1日体験に参加してみた感想

1日体験では、トータル1時間ほどのトレーニングを行いました。
短時間でも体が熱くなり、脂肪燃焼効果を感じました。
12月と寒い時期にもかかわらず、しばらくは汗ばんでいたくらいです。

噂には聞いていましたが、ボクシングは本当に全身を使う運動でした。
腕だけではなく、腹筋や下半身にも効きます。
終わった後は、足がガクガクになるほどでした。
ボクシングがダイエットに効果的なのも納得です。

練習で基礎動作が身につけられれば、ボクシングはさらに楽しくなるだろうなと思いました。
実践形式のマスボクシングにも、少し興味が出ましたね。

周りの会員さんも黙々とトレーニングを頑張っているため、ジムに行けば高い意識を持ってトレーニングに励めそうです。

BOXING CLUB1日体験でぜひ最初の一歩を!

BOXING CLUBの1日体験では、シャドーからミット打ち、サンドバッグ、筋トレまで幅広く体験できます。
文字や映像だけでは伝わらない、ボクシングの奥深さを体感できたので、本当に参加してみてよかったと思います。

マシンで体を鍛えるフィットネスクラブとは違い、ボクシングはスポーツ的な楽しみもあるため長く続けられそうな気がします。

最初は緊張するかもしれませんが、スタッフや会員さんはみな優しく、どなたもすぐに馴染めるはずです。

ボクシングを始めようか悩まれている方は、ぜひ1日体験に参加してみることをおすすめします!

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